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会社破産をしたら家族に迷惑がかかる?
家族に影響する場合についてご紹介!
「会社の破産を考えてるけど、破産で家族に影響することってあるのかな」
「自宅やクルマも処分しないといけなくなると、ちょっと困るんだけど」
もし会社の破産によって家族にまで影響してしまったら、いろいろと大変ですよね。
そこで、このページでは、会社破産した場合の家族への影響について、一緒に見ていきたいと思います。
1.会社破産では基本的には家族に直接的な影響はない!
会社が破産することによって、基本的には家族に直接的な影響が出ることはありません。
なぜなら、会社は代表取締役と別人格ですし、もちろん、代表取締役の家族とも別人格なので、会社が破産者となることで、家族に請求が行ったり家族の財産が処分されたりしないのが原則です。
ただし、場合によっては、例外的に家族にも直接的・間接的に影響が出ることがあります。
それは一体どのような場合なのか。次で見ていきましょう。
2.会社破産によって家族に影響がある場合
(1)家族が会社の保証人になっているとき
家族が会社の連帯保証人になっているケースはよくありますが、そのようなときは、会社が破産すると債権者は保証人に対して請求するので、家族が取立てを受けることになり、直接的に影響を受けます。
(2)自宅や車が会社名義になっているとき
会社の経費として計上するため、自宅や車を会社名義で所有していることも多いですが、このようなときは、会社の破産手続の中で会社財産として処分されてしまうので、今後も自宅に住んだり車に乗ったりすることはできなくなります。
(3)代表取締役個人も自己破産してしまったとき
会社破産だけではなく、代表取締役個人も自己破産してしまったときは、社長名義の自宅や車を処分したり、クレジットカードの家族カードを解約したりする必要が出て、家族も影響を受けることになります。
3.注意点
会社破産は基本的には家族に迷惑がかかりませんが、前述したとおり、場合によっては様々な影響が出てきます。
どのような場合にどういった影響が出るのか判断するためには、専門的な知識と経験が必要です。
会社破産での家族に対する影響に不安があるなら、できるだけ早く弁護士に相談してみましょう。
4.まとめ
- 会社破産によっては、原則として家族に影響が出ることはない。
- 家族が保証人になっていたり、会社名義の自宅や車があったりすれば、影響する。
- 会社破産での家族に対する影響に不安があるなら、早めに弁護士に相談するのがオススメ。
「多分家族には影響はないと思うけど、念のためいろいろと確認しておきたい」
「会社名義の自宅や車があるから、破産するときの対処法を教えてほしい」
そう思ったあなたは、一度、当事務所にご相談にいらっしゃいませんか?
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