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個人再生のメリット・デメリットって何?
特徴と注意点についてご紹介!
「個人再生は自己破産よりメリットが多いって言われたけど、本当かな」
「自己破産も個人再生も似たようなものなんじゃないの」
借金で毎日苦しいと、個人再生が思い浮かんで、どうにか逃げたいと思うかもしれません。
そこで、このページでは、個人再生のメリットとデメリットについて、特徴や注意点とあわせて一緒に見ていきたいと思います。
1.個人再生のメリット
(1)借金を大幅に減額することができる
債務(借金)をなかったことにはできませんが、大幅に減額することができます。
借金がかなり減額されるので、月々の返済も、個人再生しない場合と比べて楽になります。
(2)強制執行されなくなる
個人再生をすると強制執行を中止してもらうことができるため、銀行口座や給与を差し押さえられることがなくなります。
(3)自宅や自家用車を残せる可能性がある
自己破産と違い、個人再生では、条件次第で自宅や自家用車を手放さずに残せる可能性が高いです。
(4)借金の理由を問われない
自己破産であれば、浪費やギャンブルで作った借金については、免責不許可事由に当たり、借金をチャラにできません。
この点、個人再生では借金の理由はそこまで重要ではないので、浪費やギャンブルが原因の借金でも減額することができる可能性が高いです。
(5)職業の資格制限がない
職業によっては、自己破産をしたことが欠格事由となっていて、一定期間仕事に就けないことがありますが、個人再生ではそのような資格制限がないため、仕事への影響が気になる場合は、個人再生が1つの手段となります。
2.個人再生のデメリット
(1)ブラックリストに登録される
情報信用機関が共有している事故情報である、いわゆるブラックリストに登録されてしまいます。
登録されると、一定期間は新規の借り入れやクレジットカードの発行ができなくなります。
(2)官報に載る
国が発行する機関紙である官報に、自己破産したことが掲載されてしまいます。
(3)完全に借金をゼロにすることはできない
自己破産では基本的にすべての借金がチャラになりますが、個人再生では大幅に減額できるものの、完全に免除することはできません。
そのため、減額されても返済が難しい場合や、返済そのものから逃れたいような場合は、自己破産のほうがよいことがあります。
3.注意点
個人再生にはメリットだけではなくデメリットもありますが、あなたの状況によっては、そのデメリットを大きく上回るメリットが発生する場合があります。また、一般的にはデメリットとされていることも、いろいろな方法で対処することが可能です。
場合によっては、自己破産などのほうがオススメの場合もあります。
あなたに最適な債務整理の方法は何なのか、できるだけ早く弁護士に相談してみましょう。
4.まとめ
- 個人再生は、財産を残しつつ借金を大幅に減額できるのがメリット。
- デメリットもあるけど、場合によってはそれを上回るメリットが多いことも。
- あなたの状況には個人再生が合っているのか、早めに弁護士に相談するのがオススメ。
「借金は減らしたいけど、家やクルマは残したい」
「自分には自己破産よりも個人再生のほうが合っているのか不安」
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当事務所は、自己破産を専門的に取り扱っており、実績も数多くあります。また、お金に関わるデリケートな問題であるため、あなたの周りに知られないよう最大限配慮いたします。
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